Stack Map新人 Web エンジニアの地図

サーバーもコンテナも、多くは Linux の上で動いています。黒い画面(ターミナル)を怖がらずに使えるように、よく使うコマンドをまとめました。Docker は Docker のタブへ。
下のターミナルは作り物なので、何を打っても大丈夫です。

なぜ Linux を知っておくか

約 92%OS が分かる Web サイトのうち、Unix 系(Linux など)で動いている割合(W3Techs、2026 年 10 月)
WSLWindows でも、別の仮想マシンを用意せずに Linux を動かせる(Windows の機能)
コンテナDocker のコンテナの中で動くのも、ふつうは Linux。コマンドの知識がそのまま使える(Docker のタブ)

Linux の種類(ディストリビューション)

Linux は、中心(カーネル)に、道具やソフトを入れる仕組みを組み合わせた「ディストリビューション」として配られています。大きく Red Hat 系と Debian 系に分かれ、系統で、ソフトの入れ方や設定の置き場所が変わります。名前を押すと説明が出ます。

系統で変わるコマンド

自分のサーバーの系統を選んでください。もう一方の系統での書き方も、下に小さく出ます。

年表(CentOS から Rocky Linux へ)

Red Hat 系Debian 系終わったもの

    Web サイトで見えている割合(2026 年 10 月)

    AI 時代どの Linux かを、先に伝える考え方のヒント

    ターミナルを触ってみる

    下は、ページの中だけで動く作り物のターミナルです。下のボタンを押すか、自分でコマンドを打って Enter。打ったコマンドの意味が、下に出ます。

    試すコマンド

    よく使うコマンド

    まずはこれだけ覚えれば、サーバーの中を歩けます。

    ファイルの権限(644・755・600 の意味)

    だれが(持ち主・グループ・ほかの人)、何をできるか(読む・書く・実行)を、3 けたの数字で表します。読む=4、書く=2、実行=1 の足し算です。チェックを付け外ししてみてください。

    パイプとリダイレクト(コマンドをつなぐ)

    小さなコマンドをつないで、大きな仕事をさせるのが Linux の流儀です。上のターミナルでも | を試せます。

    環境変数・SSH・サービス

    環境変数と PATH

    プログラムに渡す設定の値。export APP_ENV=local で決め、echo $APP_ENV で見る。PATH は「コマンドを探すフォルダの一覧」で、ここにないとコマンドが見つからない。アプリの .env も同じ考え方で、秘密が入るので Git に入れない。

    やりがちなミス(セキュリティ)→

    SSH と鍵

    サーバーに安全に入る仕組み。ssh-keygen -t ed25519 で鍵の組を作る。公開鍵(.pub)はサーバーに置いてよい「錠前」、秘密鍵は自分だけが持つ「鍵」。秘密鍵は人に渡さず、権限は 600 にする。

    サービスとログ

    ずっと動いているプログラム(Web サーバーなど)は「サービス」として動かす。systemctl status nginx で状態を、journalctl -u nginx でログを見る。アプリのログは tail -f で見張る。

    運用 →

    AI 時代の Linux

    AI がコマンドを提案したり、実行したりするようになりました。便利なぶん、取り返しのつかない操作も一瞬です。

    やりがちなミス(チェックリスト)

    自分の作業で確かめたら、チェックを付けてみてください(この端末にだけ保存されます)。