Stack Map新人 Web エンジニアの地図

作ったページは、見つけてもらえないと使われません。検索に出る仕組み、ページに書くタグ、Search Console と GA4 での確かめ方、A/B テストまで。
Google や各サービスの公式の文書で確かめたところだけを書きました。検索結果とシェアの見え方は、文字を打って確かめられます。

検索に出る仕組み

SEO(検索エンジン最適化)は、検索エンジンにページの中身を理解してもらい、人が検索から見つけて訪れるかを判断できるようにする取り組みです(Google の SEO スターター ガイド)。Google 検索に出るまでには、3 つの段階があります(すべてのページが、全部の段階を通るわけではありません)。どこで止まっているかが分かれば、直す場所も分かります。

    JavaScript で画面を作るサイトの向き不向きは、Web の仕組み「画面の作り方」へ。

    検索結果の見え方(title と description)

    title と description を打つと、検索結果での見え方の目安が出ます。青い見出しを押すと、title の欄に戻れます。

    title の幅

      見た目と幅はデモです(パソコン 600px・スマホ 340px の枠。画面がそれより狭いときは画面の幅。title は 1 行で切っています)。実際の切れ方は、Google が端末の幅に合わせて決めます。考え方のヒント

      シェアされたときの見え方(OGP と X のカード)

      X や LINE に URL を貼ると、ページの OGP タグからカードが作られます。打った内容から、カードの見え方の目安と、head に書くタグができます。カードを押すと、og:title の欄に戻れます。

      og:image(例の画像)
      twitter:card
      X 風
      LINE 風
      この手順、見てみて

        カードの形はデモです。実際の見え方は、アプリや版で変わります。考え方のヒント

        head に書くタグ

        Laravel で書く

        title・description・canonical・OGP・構造化データ・サイトマップを、Blade とルートで書く例です。タブを押すと切り替わります。

        構造化データ(JSON-LD)は、Google がいちばん勧める書き方です。公開する前に、Google の「リッチリザルト テスト」で確かめます。XSS の守りはセキュリティ「Laravel でよくある穴」へ。

        検索に出さない方法(robots.txt と noindex)

        robots.txt は「クロールしないで」、noindex は「登録しないで」。役わりがちがいます。よくある 5 つの場面で、どうするかを選んでください。

        Search Console で確かめる

        Google Search Console は、Google 検索でのサイトの様子を見る無料のサービスです。登録しなくても検索には出ますが、Google がサイトをどう見ているかが分かります。

        できること

          検索パフォーマンスの 4 つの数

          最初は過去 3 か月の数が出ます。検索された言葉・ページ・国・端末ごとに分けて見られます。

          「ページのインデックス登録」でよく見る状態

          よく見るインデックス登録の状態と、すること
          状態意味すること

          正当な理由(robots.txt、noindex、重複、消したページの 404 など)で登録されないのは、問題ありません。AI による概要などに出たページへのクリックも、このレポートの「ウェブ」に含まれます(AI 時代の検索)。

          GA4 で計測する

          Google アナリティクス 4(GA4)は、サイトで起きたことを「イベント」として数えます。ページの読み込み、リンクのクリック、購入の完了などです。

          イベントを送る(gtag.js)

          計測のタグは、利用者の端末から外へ情報を送ります。サービスによっては公表がいります(法律と決まり「外部送信」)。集めた情報の扱いは「個人情報保護法の基本」へ。

          速さと検索(Core Web Vitals)

          Google のランキング システムは、Core Web Vitals を使っています。ただし、よい数が出ても、上位に出る保証はありません。HTTPS・スマホでの見やすさ・じゃまな広告やダイアログを避けることは、順位を直接上げはしませんが、使う人の満足につながります。

          3 つの数(LCP・INP・CLS)の意味と直し方はフロントエンドの基礎「表示の速さ」、サーバーやキャッシュの工夫はWeb の仕組み「速くする仕組み」へ。

          A/B テストの考え方

          ボタンの文や色を A と B の 2 つにして、利用者を半分ずつに分け、どちらがよいかを数で比べる方法です。小さな変更でも、押される数が大きく変わることがあります。

          デモ: 人数が少ないと、偶然で差が出る

          数はすべて作り物

          A と B のボタンを、それぞれ同じ人数に見せます。押される確率は、A が 5%。B は「A と同じ」か「A より 10% よい(5.5%)」を選べます。

          1 つのグループの人数
          B の本当の確率

          人数を決めるのは、テストの道具の役目です。よい道具は、確かな結論に足りるデータが集まると知らせてくれます(Google)。

          検索を傷つけずにテストする(Google)

          AI 時代AI 時代の検索

          Google 検索には、AI による概要や AI モードが入りました。Google は、そのための特別な対策はいらず、SEO の基本がそのまま効く、としています。AI で記事を作るときの決まりもあります。

          チェックリスト

          公開する前や、ときどきの見直しで、確かめたものに印を付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント